3.2カレラエンジン、シリンダーヘッドが完成しました。
今回のヘッドの加工内容はまずバルブガイドをリン青銅で製作入れ替えし、そのセンターにあわせてバルブシートをカットしました。バルブシートのカット量は性能に大きくかかわる所なので各気筒ごとに誤差の無いように慎重に研磨します。 そしてバルブフェースも同じようにカットし、圧縮を保つようにします。
6気筒とも同じようにカットする事がポイントです。 最後にすり合わせを行い面密度を上げます。
そしてバルブスプリングをハイト調整しながら組み込んでいきます。
各バルブごとに測定しながらシムを入れていくのですが、インテーク・エクゾースト共に同じ枚数が入らなければやり直しになります。