3.6Lのシリンダーヘッドのオーバーホールの画像です。
何万キロか走ったエンジンのバルブ廻り、ガイド・ステム・シート等は磨耗によってかなりルーズになっています。その結果コンプレッションリークがだんだんと多くなってきてパワーダウンします。
シリンダーとの合わせ目からもガスがリークしているのが分かります。
そしてガイドをリン青銅による製作入れ替え、バルブシート面カット、バルブフェースカット、ヘッド面研磨を施しオーバーホールとします。
勿論各燃焼室の容積は等しくなるようにシートカットを行ないますが、限度を超えてバルブが奥へ引っ込むようであればシートリングも製作します。
これからポートの段付き部分の研磨とガイド周りのポリッシュを行い組みつけていきます。