911に3.8Lエンジンを搭載した場合マフラーに工夫が必要になりますが、今回はナロースタイルの消音器を大排気量に合わせて改造しました。
テーマはストリートでは静かに、そしてサーキットでは快音を・・・です。
当然ストリートでの走行でも(左一本出し)しっかりと排気は抜けてくれなければいけないので『中身』を大改造。
左右のインレットから入った排気ガスは、それぞれ別の部屋で一旦膨張>右の部屋でパイプを通して合流>1本のメガフォンを通って一番右の部屋へ行き膨張>またパイプを通って中央左側部屋で軽く膨張>パイプを通って一番左部屋へ行き軽く膨張>パイプに入って大気へ放出です。
音量はと言いますとアイドルではノーマル2.7RSより気持ち音量が高いかな? 程度でして低音は殆ど感じません。走り出しても低負荷時は乾いた音で音量的にも73RSと大差は感じられませんが、負荷を大きくすると音量はやはり大きくなります。しかし、響くような低音は殆ど出ないので不快感は少ないのでは?と思います。
中央2本出しと比べて、モーテックの空燃費も1.4%ダウンで同じになりましたので結構排気効率は良いです。
そして2本だし! 乾いたサウンドの爆音です!